マンションの消防設備点検は、どんなことをするの?
2018年6月25日 / カテゴリ:消防設備
消防法では年2回有資格者による消防設備機器の点検を行う事が定めれています。
1年に1回、実際に消防設備を作動させる総合的なテストを実施し、その結果は、
消防署へ届け出ることを義務付けています。点検の結果を報告しなかったり、
虚偽の報告をした場合には罰せられます。
また、6ヶ月に1回消防設備の適正な配置、破損の有無などを外観から点検します。
(消防法第17条の3の3)
マンションでは、具体的にどんなことをするのでしょうか?
消火器、消防ポンプ、自動火災報知機、避難器具、誘導灯などの点検を行います。
届出と数があっているか、使用できるかを確認し、実際にお部屋に入っての点検は、
機器点検の年2回になります。
火災の時に、消防設備等が故障していると発見が遅れたり、消火に支障が出て被害が
大きくなります。そのため設備が正しく機能するかを日頃から定期的に点検し確認す
る必要があるのです。
設置が義務付けられている消防設備は色々あります。
●早く発見するための警備設備
自動火災報知機
ガス漏れ火災報知機
火災通報装置
非常警報器具
●消化するための消火設備
消火器
屋内・屋外消火栓設備
スプリンクラー設備
粉末消火設備
●避難するための避難設備
避難器具(はしご・救助袋・滑り台)
誘導灯
誘導標識
非常照明
●その他の設備
排煙設備
連結送水管
非常コンセント設備
無線通信補助設備
マンションの建物によって設備は様々です。