修繕積立金とは
2017年12月25日 / カテゴリ:用語集
マンションの管理組合がマンションの修繕計画を見据えて、管理費や各使用料とは別に
毎月一定額を積み立てるお金のことを、修繕積立金といいます。
修繕積立金は、マンションを長期間にわたり、良好な状態に維持していくために必要なものです。
また、修繕積立金の額は、将来見込まれる修繕工事の内容、おおよその時期、概算の費用等を
盛り込んだ「長期修繕計画」に基づいて設定されています。
例えば、実際の修繕工事の実施時には、技術革新等により異なるものになることが考えられ、
計画期間を何年に設定するかよって、計画に盛り込まれる修繕工事の内容も異なります。
(新築時の計画期間が30年の場合、修繕周期がこれを超える修繕工事項目は盛り込まれていません)
こうしたことからも、長期修繕計画は将来実施する修繕工事の内容、時期、費用等を確定するもの
ではなく、一定期間ごとに見直していくことが必要になります。
したがって、修繕積立金の見直しも肝要です。